パリの交通バリアフリー情報
公開日:
:
最終更新日:2014/11/27
パリの交通バリアフリー情報
いきなり断言します!
「車いすなら、パリはバス」
です。
メトロは14号線しか使えません。
トラムは観光名所から離れています。
バスはいくつかの観光用バス路線を除いた
すべての路線が「ノンステップバス」です。
さすが、観光大国!さすが、子育て大国!
バスの路線図ですがRATP(パリ交通公団)のサイトから
PDFデータがダウンロードできます。
上記サイトの「Plan des bus de Paris(PDF < 500 ko)」と
「Grand plan des bus avec rues (PDF < 3 500 ko)」をクリックし、
PDFデータをダウンロードしてください。
左のPDFデータは地図が概略ですが、日曜祝日運休(Dimanche et fêtes)や
22時以降の運行の有無(Après 22h00)、
バラビュス、モンマルトルバス、ロワシーバス以外はアクセシブルということが
書いてあります。
右のPDFデータは割と正確な地図なので、GoogleMapなどと照らし合わせて
どの道路を走るのかを知ることができます。
▼三角印がバスの進行方向で、一方通行が多いからか、行きと帰りの
道が違うことがあるので注意が必要です。
ただ、すべてのバスがノンステップバスだからといって
すべての停留所で乗り降りできるかというと、そうではありません。
自分が使いたい路線が見つかったら、上記サイトの「Recherche plan Bus」を
クリックし、ページを移動してください。
ページ中央に細長い入力欄が上下に2つありますが、上の欄に自分が使いたい路線の
番号を半角英数で入力してください。
すると行き先が選べるのでそれを選んで、右の「Valider recherche」をクリックすると
その路線のPDFデータがダウンロードできます。
黄色い▼三角が付いている停留所は、車いすでは利用できない停留所です。
バスの乗り降りですが、まずバスが来たら「車いすで乗ります!」アピールをします(笑)。
運転手が気が付けば、バスが停まると自動でスロープを出してくれます。
#下の写真を見ると、扉の左側に車いすボタンがありますね…。
さあ、乗り込んでください。乗り込んだら真正面が車いすスペースです。
ブレーキをかけたり、バーを握ったりして車いすをどうにか固定してください。
日本のバスと違って、運転手は運転席を離れません。何もしてくれません。
運転手が固定ベルトを巻いたりとか、車止めをしたりとか、一切ありません(汗)。
「自己責任で乗れ!」ということなんでしょう。
介助者は運転席まで行って、チケットを刻印機に入れて刻印してください。
(危険なのでバスが停まっている時を狙って。。。)
#でも車いすの人が一人で乗る場合はどうするんだろう?(汗)
降りるときは停留所が近づいたら、車いすマークが付いたボタンを押してください。
すると降りるときにスロープを出してくれます。バス内に次の停留所の名前は表示されます。
僕は乗りたい路線の路線図を印刷して持っていき、運転手に降りたいバス停を指で指し、
ここで降りたいとアピールしました。
※ちなみに僕は、英語は超ブロークン、フランス語に至っては全く分かりません(泣)。
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