鉄筋コンクリート造と木造の混構造3階建住宅

建主は夫婦と子どもの3人家族で、妻は車いすで生活している。要望として駐車場は車3台分のスペースで屋根付き、エレベーターは必須、浴室・トイレ・寝室には天井走行リフトが欲しいということだった。
駐車場部分を鉄筋コンクリート造として無柱空間をつくり、その上に木造の建物を載せる、いわゆる混構造の建物となった。三階建ての混構造ということで、構造設計は構造設計家にお願いしている。3階建でも木を多用したいという思いから、あまり使われない法的基準を使い、柱を真壁としている。