えちぜん鉄道、福井鉄道の段差解消法
久しぶりの投稿です(汗)。
1泊2日で福井に観光に行ってきました。
メインはあわら温泉、東尋坊、恐竜博物館ですが、鉄道好きとしてはえちぜん鉄道と福井鉄道に乗るのを楽しみにしていました。
この2社は田原町駅で接続しているのですが、2016年に相互乗り入れを開始しました。乗り入れというのは簡単そうで簡単ではありません。なぜなら線路の幅は鉄道会社によってまちまちだからです。ただ幸運なことに、えちぜん鉄道と福井鉄道は線路の幅が一緒でした(電圧も一緒)。しかし、ここで最大の疑問が。福井鉄道は「路面電車」なのでホームの高さが低いのに、どうやって普通のホームの高さのえちぜん鉄道の駅に停まることができるのか。
調べるとえちぜん鉄道のホームの高さは88cm。対して福井鉄道のホームの高さは33cm。実に55cmもの差があります。なのでえちぜん鉄道のホームに路面電車が停まるとこんな感じになります(下の写真)。
ドアの下の方がホームに隠れてます(大汗)。え?これじゃ降りられないじゃん。と、思いますよね。
よく見ると向こう側のホームが・・・
・・・低くなっています。そうなんです。ホームの高さが2種類あるんです。下の写真をよく見ると左のホームが低く、右のホームが高くなっているのが分かります。
駅によっては高さの違うホームをスロープで繋いでいるところもあります(下の写真)。
百聞は一見にしかず。そりゃそういう解決方法しかないよな~と。これぞコロンブスの卵。
ホームの段差を階段で繋いでいる駅もあるかもしれないので、車いすユーザーは気をつけてください。
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