前回は父が他界した病院での骨髄採取だったけど、今回は自分が生まれた病院での骨髄採取となりました。それも自宅から歩いて5分で着いちゃうほどの近さ。採取病院の第一希望が叶ったという訳です。前回は願い叶わず第二希望。
10時に入院受付ということで、まあ10分前に家を出ればいいか、と緊張感ゼロのままカミさんの電動車いすに荷物をくくりつけ出発。入院受付で手続き後、入院する階まで上がり、ナースステーションへ行くとバーコード付きのリストバンドを付けられる。最近の病院はどこもこういったシステムなんだろうか、ちょっと驚き。全てこのバーコードで管理されている。昔観た「近未来管理社会モノ」の映画みたい。
個室の病室に案内された。地上15階、とても眺めが良い病室。看護師さんから「レントゲンと心電図を撮ってきてください」と言われた。検査室に行ってリストバンドを見せればそれで分かるらしい。すごいなぁ。午前中には検査も終わり、お昼ごはんを食べたらあとは自由時間。本を読んだりテレビを見たり、病院内を散歩したりして時間をつぶす。
夕食を食べる前に、手術をしてくれる先生と麻酔科の先生が現れた。担当の先生はまだ若い先生。「明日はなるべく痛くないように手術します。よろしくお願いします。」と。こちらこそお願いします。麻酔科の先生も挨拶程度で帰っていった。
明日は手術。といっても、8年前に体験しているし、事前の診察時に麻酔科の先生から「うちの病院は基本的にカテーテルは使いません。」との言葉をもらっている。前回の入院で一番ツラかったカテーテルをパスできるので気持ちはとても楽。10時くらいにはベッドに入るが、緊張からか片頭痛がする。結局、夜中に耐え切れず持参した頭痛薬を飲んだ。
二日目(手術日)へ