朝、腰の痛みはほとんどない。排尿痛はまだ結構ある。一番痛いときを10とすると7くらいか。喉の痛みはほとんどなくなった。朝食を食べて、最後の点滴をつなぐ。先生がガーゼ交換にやって来た。前回は左右に5カ所の計10カ所の刺し跡があって、ガーゼも腰全体を覆うくらいのサイズだった。今回は湿布サイズ程度。「傷の経過も良いのでテープだけ貼っておきます」とのこと。先生に腰のことを聞いてみた。「皮膚の刺した跡は左2カ所、右1カ所の3カ所です。前回はそんなに刺したんですか?ちょっと多かったですね。腰が痛むのは骨膜という骨を包んでいる膜が痛むんですが、刺す箇所が少なければそれだけ痛みも少ないので、一箇所からできるだけ骨髄を採取します。若い時の方が一箇所からより多く採取しやすいんですけどね。」なるほど、納得。それで先生、「できるだけ痛くないように採取しますね。」と何度も言ってくれたんだ。今回の骨髄は900ミリリットルで前回も同じくらいの採取量だったと思うけど、前回は腸骨全体から採取したので、骨膜の痛みが大きかったけど、今回は4センチ四方のテープを左右2箇所貼る程度の限られた範囲にしか針を刺していないので、それでこんなに痛みが少ないんだろう。
午前10時くらいに点滴が外される。ずっと浴衣にT字帯だったので、パジャマに着替える。ちなみにこれから手術を受ける人へ。サンダルとベストは必需品です。持っていくと幸せになれます。熱も下がり、頭痛もなくなり、不快感はほとんどなくなった。立ち上がる時に腰が重く感じるくらい。
午後はドナーのほとんどの人がやってしまうという「病院探検」。地下に図書室みたいな病気の情報コーナーがあり、そこで時間をつぶす。そして、またブラブラ。スターバックスでコーヒーを飲んだり、屋上庭園に出てみたり。
病室に戻ってきて最後の晩餐。ご飯200gって結構多い。病院食で太るかも。排尿痛はだいぶ良くなってきたがまだ痛みを感じる。一番痛いときを10とすると4くらい。
四日目(退院日)へ