フロントサスペンションを交換して試乗したところ、どうもハンドルが重く感じる……。マンホールを踏むと「キュッ」っとスキール音がする。なんだこれは?
交差点を曲がる時もタイヤが鳴いている。これはおかしい、と早速帰ってネット検索。「トー」が狂っているのが原因のようです。
トーの調整方法は左右のタイヤの先端と後端の長さの差を測り、指定された数値に調整する、ということみたい。ライフの場合、後端の長さの方が1〜3mm長くなるようにしなければいけません。
ネットで調べた“簡易トー調整”を行うためにホームセンターで「下げ振り」を購入。
まず現況がどうなっているか測ります。タイヤの中央の溝に下げ振りを当てて、ガムテープにポイントをマークします。左右のタイヤの前後なので計4ヶ所です。
測ったところ前側の方が2cm広い…(汗)。トーアウトってことですね。
タイヤを外してトー調整をします。ナットを緩めてタイロッドを回して長さを調整します。この時何を勘違いしたか片側5mmずつ広げれば良いと思ってしまいました。
調整後に測ったところ、15mmトーイン。訳が分かりません(汗)。よく考えたらタイロッドを伸ばせば、タイヤの先端は元の位置より内側に動くのは当然。今度は片側2.5mmずつ縮めてみました。
すると今度は4mmのトーイン。惜しいっ!当てずっぽうで、あと1mm縮めてみたところ、だいたい2〜3mmのトーイン。ヤッター!
※寸法はイメージです。実際とは異なる場合があります(汗)。
早速試乗したところ、タイヤを切るのも軽い、マンホールを踏んでも音はしない、交差点を曲がってもタイヤが鳴かない。これなら安心して乗れます。トー調整の重要さを知ることができました。わずか2cmでこんなに違うなんて。
下げ振りを使ってのかなりアバウトな調整ですが、結構うまくいった気がします。